MURA | MURA株式会社
自社ECサイトの役割を明確化し、ブランドの強みを表現したサイト設計
「使いやすく、合わせやすく、お求めやすく」をコンセプトに、財布やバッグなどを展開するMURAの自社ECサイトのプランニングとデザインディレクションを実施しました。商品を販売するモールと自社ECそれぞれの役割が明確化されていないことや、写真を含めたサイトデザインの統一感について課題をお持ちでした。そこで自社ECサイトの役割を整理しながら、新たに洗い出したブランドの強みを表現したサイトを実現しました。
ブランド戦略策定
ECサイトの立ち位置とブランドイメージの整理
一般的なモールとECサイトの違いを提示した上で、MURAのECサイトの立ち位置と役割を確認しました。同時に蓄積しているレビューと競合他社の分析を通して、押し出したいブランドイメージとターゲットにギャップがないかを調査。機能性やデザイン性に訴求したブランドイメージが、想定するターゲットに対して有効に働くのではないかという仮説を立て提案しました。
ペルソナから導くシナリオの作成
レビューの調査分析とクライアントから提供された情報をもとに、ペルソナを設定。価値のシナリオ、行動のシナリオ、操作のシナリオを想定し、顧客の特徴や価値だけでなく、商品購入に至るまでの一連のプロセスを考えてサイト設計に活かしました。
コミュニケーション設計
顧客の「知りたい」気持ちに寄り添うコンテンツの提案
シナリオをもとに、顧客のファン化を促進するためのコンテンツを設計しました。一方的にブランドの想いを伝える内容ではなく、顧客のことを考えた商品の機能面に訴求するコンテンツや愛用者インタビューなど提案しました。
実装
商品のデザイン性と機能性の高さを演出
サイトデザインについて、整理したブランドイメージとペルソナをもとに、落ち着いたベーシックな色合いと親しみやすいシンプルさを演出しました。商品ページでは、サイトデザインに即して写真をディレクションしました。また同ページ内に、プロダクトデザイナーが描き起こしたような、機能性を表すイラストを提案。柔らかい印象の写真とガジェット感のあるイラストを配置することで、男女に好まれるバランスを意識しました。
アクティベーション
顧客とのコミュニケーションを重視したプロモーション施策の提案
ECサイトへの流入施策として、SNSを用いたプロモーションや特典など顧客とのコミュニケーションに重きを置いた施策を提案しました。また、読み物についてもコンスタントに更新していただけるよう、企画内容について支援しました。
クレジット
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Tags:クリエイティブ開発 / ブランドグロース
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Date:2020.8 〜 2020.10
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Planning
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Project Management
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Art Direction
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Technical Direction
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