こんにちは!FRACTAコーポレート局の佐藤です。
今回はFRACTAのセールスを担うビジネス&プロデュース局についてご紹介したいと思います!
実は、FRACTAでは基本的にアウトバウンドセールスを行なっていないため、一般的にイメージされるような所謂「売り込み営業」をしているメンバーはおりません。
じゃあFRACTAのセールス職って何をやっているの?というところを、ビジネス&プロデュース局の山下さんに根掘り葉掘り伺ってみました!
FRACTAのセールス職や、どのようにプロジェクトが生まれて進んで行くのかということにご興味がある方はぜひご覧ください。
▼目次
ビジネス&プロデュース局の仕事について
FRACTAのセールスの特徴的なところって?
入社してからのこと
ビジネス&プロデュース局
プロジェクトクリエイション&セールスdiv. 山下さん
2022年6月入社。前職では大学の管理栄養士養成課程の助手として、実験実習科目の授業サポートや学生指導などを担当。 幅広いブランドへの興味と、広い視野を持って新しいことに挑戦したいという思いからFRACTAへ入社。
ビジネス&プロデュース局の仕事について
佐藤)
山下さん、本日はよろしくお願いします!
まずはビジネス&プロデュース局の仕事内容をお聞かせいただきたいです。
山下)
ビジネス&プロデュース局は、お客様となる企業からお問い合わせをいただいた際の最初の窓口となる部署です。FRACTAへの最初のお問い合わせからプロジェクト開始までのやり取りを担当し、実際にプロジェクトを進行するメンバーに繋ぐまでが私たちの担当です。
その他には、アライアンスを結びたいという企業やフリーランスの方からのお問い合わせもあります。そういった場合は打ち合わせを実施して、シナジーがありそうな場合はパートナー契約を結び、社内のクライアントワークをしているメンバーに告知をして、協業しやすい体制を作っています。
佐藤)
お問い合わせをいただいてからプロジェクトを開始するまでが担当ということでしたが、そこの具体的な流れはどのようになっているのでしょうか?
山下)
コーポレートサイトのお問い合わせフォームからご連絡をいただくことがほとんどなのですが、まずは打ち合わせの日程調整をして、最初の商談ではFRACTAのサービス説明をしつつ、お客様のご相談内容をお伺いします。
お伺いした内容を基に見積もりのプランを作成して、必要であれば再度プラン内容のすり合わせのミーティングを何度か行うこともあります。そのすり合わせを経て、必要なサービスを追加したり、予算に合わせてスコープを絞ったりという調整をしていきます。
最終的に発注のご依頼をいただいたら、契約周りの手続きが始まります。契約書の確認や、プロジェクト開始までにご記入いただく資料のやりとりなども担当します。
社内向けの動きとしては、プロジェクトにアサインされるメンバーに情報の共有を行います。プロジェクトがスムーズに開始できるよう、これまでの商談内容やクライアントからお伺いした情報、今現在のやり取りの状況などをなるべく詳しくお伝えするようにしています。
プロジェクト開始の準備が整ったら、クライアントとFRACTAのプロジェクトメンバーとのキックオフミーティングをセッティングします。ビジネス&プロデュース局のメンバーも参加して顔合わせの進行をしつつ、そこからはプロジェクトメンバーにバトンタッチ、というような流れになっています。
佐藤)
さらに仕事内容についての解像度を上げていきたいのですが、具体的な一日の流れなどあれば教えてください!
山下)
日によって違いはありますが、商談が一日に多くて2〜3件くらいあります。他にはパートナー企業との打ち合わせや、社内ミーティングなどが入っていることが多いですね。
それ以外の時間は、見積もりの作成、請求や契約関連の作業、商談で使う資料の見直し、社内向けに発信している情報の整理などを行なっています。
佐藤)
今はどのようなチーム体制なのでしょうか?
山下)
ビジネス&プロデュース局は現在4人体制です!
商談に1人で出るということは基本的になく、打ち合わせには2〜3人で参加して、メインで話す人と議事録担当というような割り振りになっています。それぞれ決まった役割分担があるかというと現状は特にそういったものもなく、商談の内容やスケジュールを見て交代で打ち合わせに入るイメージです。
チームメンバーはそれぞれすごく個性的です(笑)でもすごく相談しやすくて話しやすい!
毎日一日の終わりに30分程度の振り返り会を設けていて、そこでタスクの進捗や確認したかったこと、疑問点などを相談できるようにしてくださっているんです。
なので「めちゃくちゃ悩んでるのに相談できない…」という雰囲気もなく、ちょっとした質問もしやすく、リモートですが仕事以外の雑談もできてすごくありがたいです。
FRACTAのセールスの特徴的なところって?
佐藤)
一般的な営業職と違う点や、特徴的だなと思う点などはありますか?
山下)
私自身他の会社で営業をやっていたわけではないのですが、やはり営業というと自分からガツガツ電話をかけて新規開拓をするようなイメージがありました。
そういった営業とは違って、FRACTAのセールスは基本的にはインバウンドで、こちらから営業をかけることはありません。
セミナーや検索からFRACTAのことを知ってお問い合わせをくださったお客様に対して商談を設定して、どんなことにお困りなのかをヒアリングし、具体的なサービス内容をご案内したり、どのような支援ができそうかなどのすり合わせを行なったりするところが特徴かなと思います。
こちらからぐいぐい売り込むというよりは、お客様のお悩みを伺って、それに対してFRACTAができることを提案するので、コンサル的な要素が強いかもしれません。
佐藤)
なるほど!そうやって聞くと、ガツガツ体育会系の営業をやっていた方や、毎日テレアポ100件!というようなことをやっていた方には、FRACTAのセールスは独特だと感じるかもしれませんね。
このように特徴的なFRACTAのセールス職において、難しいこと・大変なこと・苦労したことなどはありますか?
山下)
インバウンドだから苦労したこととはまた少し違うかもしれませんが、FRACTAは成果物を対価とするのではなくブランディングという無形のサービスを提供しているので、そこをいかにわかりやすく伝えられるかは初めとても難しいと感じました。
FRACTAに制作を依頼したいと思ってお問い合わせをくださる方も多いので、FRACTAのサービスを説明して納得していただくためにはどのように伝えるとわかりやすいのか、というのが本当に難しいポイントで、伝え方は日々アップデートしています。
佐藤)
私も求職者の方向けに会社やサービスの説明をしたり、求人サイト用の説明文を作ったりするので、その難しさはよくわかります…!
山下)
FRACTAはブランドについてクライアントと一緒に考える「過程」を大切にしているので、ブランディングの重要性を理解していただいた上でプロジェクトを進められた方が良いブランド作りに繋がると思っています。
佐藤)
お話を聞いていると、FRACTAのサービスでできること/できないこと、FRACTAが得意なこと/苦手なことなどをしっかり理解していないと、クライアントに合わせたプラン提案が難しそうだなと感じました。
ビジネス&プロデュース局の方はプロジェクト開始後にメインで動いていくポジションではない中で、その辺りをどのようにインプットしていったのでしょうか?
山下)
資料や事例から学ぶ以外だと、議事録担当という形でいくつかのプロジェクトのミーティングに参加しています。そこでクライアントとプロジェクトメンバーがどのようなやりとりをしているのか、どんな課題が生まれるのかなどを学んで、自身の業務に生かせるようにしています。
佐藤)
山下さんがお客様へのヒアリングや、パートナー企業との関わりの中で意識していることなど、大事にしているポイントはありますか?
山下)
私たちが掲げているFRACTA Valuesにもあるように、まずは「相手に丁寧に接する」ということを意識しています。
お客様が一番最初に接するFRACTAのメンバーが、私たちビジネス&プロデュース局です。この人たちと一緒にやりたいか、この人たちに仕事をお願いしたいかをクライアントが考えるにあたって、第一印象はとても重要になると思うので、信頼を得られるような対応を大切にしています。
あとは「きちんと相手の話を聞いて理解しようとする」姿勢ですね。クライアントが何に困っていて、どうしていきたいのかというのを自分事として捉えて、親身になってお話を伺うように心がけています。
FRACTAが提供できるサービスの中で、できるだけクライアントの希望に沿った形で提案できるように意識しています。最適な方法を考えるという点は一番大切だと思いつつ、一番難しくもあるなと思います。
入社してからのこと
佐藤)
山下さんは入社して約1年、営業ではない職種からの転職でしたが、FRACTAに入社する前と入社後で仕事のイメージが変わったり、何かギャップがあったりはしましたか?
山下)
ギャップはいい意味で全くなかったです。面接やカルチャーフィット面談で細かいところまで説明していただけて、解像度が高い状態で入社できたので、ギャップはあまり感じなかったですね。
仕事内容については、実際にやってみながら徐々にイメージを掴んでいったところもありますが、会社の雰囲気や制度の部分に関しては想像通りで、チームとしても相談しやすくて働きやすい環境だなと思っています。
佐藤)
ビジネス&プロデュース局での仕事において、持っていると生かせるスキルや経験はありますか?
山下)
私も勉強中なのですが、サイト構築が含まれる相談だと専門用語が出てきたりすることも多いので、そういった知識がある方だと最初の段階からより具体的な話ができて、クライアントからの信頼も得られやすいのではないかなと思います。
営業の経験がある方は、もちろんその経験を生かせると思います!「クライアントに寄り添って一緒に悩みを解決したい」という想いを持って向き合える方だといいですね。
あとは、クライアントの相談に対して多角的な視点から解決策を考えられたり、柔軟に幅広い選択肢を提案したりすることが得意な人は向いているのではないでしょうか。
佐藤)
やりがいを感じる、やっていて楽しいなと思うポイントはありますか?
山下)
一番楽しいなと思うのは、様々なブランドや業界の方とお話しできることですかね。
やりがいという点では、私自身セールスという仕事が未経験だったということもあり、初めて自分がメインで対応した商談の契約が決まったときは本当に嬉しくて、とてもやりがいを感じました。
もちろんチームメンバーがサポートしてくれたこともあっての結果なのですが、1〜2回の打ち合わせの中で「FRACTAにお願いしたい!」と思っていただけるような案内ができたんだ!と実感できた瞬間でした。
佐藤)
営業職は恐らくほとんどの会社に存在しているポジションだと思うのですが、“FRACTAで”セールスをすることで得られることや叶えられることってなんでしょうか?
山下)
受注して終わりではなく、クライアントのブランドが育っていくのを見られるというのもFRACTAならではのポイントだなと思います。
あとは、クライアントごとにオリジナルのプランを考えていくので、柔軟に考える力や、型にはまらない自由な発想を生かして働くことができると思います。
毎日同じルーティンをこなして決まった物を売るという仕事ではないので、相手に合わせて何かを考えたり提案したりということが好きな方は楽しく働ける気がします。逆に、毎日決まったことにコツコツ取り組んでいきたいという方は少し不向きかもしれないです。
佐藤)
ビジネス&プロデュース局としてやっていきたいことや、今後の展望を教えてください!
山下)
今後もブランディングを軸に、世の中の動きをとらえつつ、常に最新の情報やテクノロジーを使ってクライアントが抱えている課題や問題を解決していけたらいいなと思っています!
お悩みをお持ちのクライアントとFRACTAのプロジェクトメンバーの架け橋になって、FRACTAのVisionにもある「ブランドが未来の文化」になっていくような支援をこれからも続けていきたいです。
佐藤)
今後もビジネス&プロデュース局の皆さんによって創り出されるプロジェクトや新たな繋がりが楽しみです!
貴重なお時間をいただきありがとうございました!