短期間でのリニューアルを実現するべく、ECサイトへの反映イメージを持ちながらブランドの整理や訴求要素、そして訴求方針を固めていきました。お客様の使いやすさを第一に考えた検索まわりの設計や、ブランドイメージに則したビジュアライズと言語化を実施。また限られたチーム体制の中で、ブランド自らが継続的に運営できるような体制づくりを構築しました。
プロジェクト当初、商品やシリーズによって訴求している強みや特徴、イメージも多岐に渡り様々でした。そのため、まずはブランドの現状整理を行いながら、打ち出していくべき独自性や訴求要素を明確にしていきました。
その後ブランド自身を見つめ直し理解を深めていくなかで、ブランド側の主力商品が「フランス買付商品とオリジナル商品」ということが明確になりました。「フランス買付は何が特別なのか」「何がオリジナルなのか」といった内容を掘り下げていきながら、「ブランドの色」を出していく重要な要素や、商品カテゴリーの土台をつくっています。
これまで「オンワード・クローゼット」の顧客が中心だったこともあり、ブランドをずっと知っているお客様にとってブランドの世界観が大きく変わらないよう表現しました。
一方で、今後はより幅広い層に知っていただくため、ファッションと掛け合わせたコンテンツの提供など、商品を選ぶ際により選びやすくなるようなコンテンツ作りの提案をしました。
また、商品のクオリティは高いのにもかかわらず価格はお手頃、というブランドの強みを生かし、モダンで上品なイメージを持たせたトーン&マナー設計をしました。
商品の検索機能には、アクセサリーという商材の特性上商品数が多いため「初めて訪れるお客様がいかに商品を選びやすくできるか」という点に重きを置き、極力選択肢は絞りわかりやすい設計を提案しました。
ブランドサイトも兼ねたECサイトの構築を支援しました。
お客様にとっての「使いやすさ」「購入のしやすさ」に重きを置いたECサイトの構築を目指し、一つ一つの課題をクリアにする機能をで取捨選択していきました。
また、プロジェクトの初期段階からブランド自らが継続的に運営できるECサイト設計という前提があったので、運用負荷をいかに軽減できるかという点に重きを置きながら、ヒアリングを重ね設計に活かしました。
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Tags:クリエイティブ開発
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Date:2022.07~2022.11
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