初期フェーズではテストマーケティングに向けた準備が必要だったため、短期間でのブランド開発となりました。
はじめにブランディングフォーマットを用いて、ブランドコアを定義づけ、思想を体現するイメージボードを作成。ターゲットである「北米の富裕層女性」を狙っていくために、ヒアリングを重ね、具体的な人物像（ペルソナ）も策定しました。定義したブランドの思想をターゲットにどのように伝えていくか、ディスカッションとヒアリングを重ね、「Discover your path to wellness from the EAST あなたなりのウェルネスを見つけよう」をコンセプトとして策定。芯の通ったブランディングを実現するための下地を作りました。

策定したブランドコンセプトに基づき、思想を体現するキーワードやイメージボード、カラーガイド、エレメント、デザインコンセプトなどを制作。ECサイトのトーン&マナーも並行してシミュレーションを行いながら、CLEAN・LIVERY・CHILLの３つをキーワードに東洋らしい統一感のある世界観を構築していきます。

ブランドの思想に基づき、ロゴを制作。パッケージやSNSアイコンで使用した場合の見え方をシミュレーションし、デジタル・リアルどちらにも耐久性のあるものにすべく、複数のアイディアを検証・提案しています。
また、オリジナル商品のパッケージをはじめ、配送箱や封筒やカードなどのツールのデザインを手がけました。パッケージやツールの素材・形状の仕様からクライアントともに検討を重ね、ターゲットに響くブランドらしい表現とは何かを常に問いながら、それぞれの特性に応じた最適なコミュニケーションを考えていきました。

ブランドムービーをはじめ、ECで使用するプロダクトイメージやSNS素材の撮影ディレクションを実践。アメリカから見た日本の魅力的な部分を拾い上げつつ、ターゲットのライフスタイルに溶け込むような洗練された印象にするため、ライティングやプロップ素材の厳選など細部までこだわっています。