ECサイトのUI/UX構造設計フェーズに入る前に株式会社ニューピースからオリエンテーションを受け、クランドの現在地と、再定義された「クラフト酒の世界をひらく、日本一にぎわい、愛されるオンライン酒屋。」というビジョンについて、理解を深めました。 クランドの目指すビジョンを実現するため、リニューアルされたECサイトではお酒との出会い方を変えるセレンディピティを重視し、人の気配を感じ、お酒に対する知識の有無に関わらず誰にとっても優しいオンライン酒屋となるようなサイトを目指すこととしました。
クランドのビジョンを実現するべく、酒蔵とパートナーシップを組むオンライン酒屋としての「プロフェッショナルさ」を核に、ユーザーに日常的な非日常を届けるための要素である「好奇心」や「ユーモア」、あらゆる人にひらかれた印象を担う「親切さ」「親しみやすい」というキーワードを意識したUI/UX改善を行いました。 リニューアル前のECサイトでは製造小売モデルによってお酒や施策やバリエーションが多いという優位性がある一方で、印象にばらつきが見られたため、一つひとつのコンテンツとブランドの目指すビジョンを丁寧に紐付けながら体験設計をしていきました。 リニューアルしたサイトでは「クランドの楽しみ方」と称したガイドラインページを作成し、サイト来訪者誰もが選びやすい3つの楽しみ方を提案。 クランドの独自性でもあるランダムでお酒が届く「酒ガチャ」のほか、「気分」「デザイン」「味覚」「料理」「シーン」とカテゴライズした検索軸を取り入れることで、450種類以上あるクラフト酒の中からより具体的な商品提案とセレンディピティを生み出し、おさけがひらかれる体験を実現しました。
直感的に楽しくお酒を選べるワクワク感を演出できるよう、UIを設計していきました。 見ているだけで楽しめる華やかなラベルやバナーを、インパクトのあるサイズで見せることで、より偶然の出会いを引き起こせるようなUIを目指しました。 サイト全体のトーンとして、「ハレの日」を連想させる赤やゴールドをメインカラーとして使用。見出しやカテゴライズのアイコンにはユーザーフレンドリーなデザインを用いるなど、ディテールの部分においても、直感的に楽しく親しみやすさを感じる工夫を盛り込んでいます。
デザインを実現するためにきめ細かな構築ディレクションを実施。 デザイン制作開始前から自走形式での運用のしやすさを見据えた対応方法の検討・提案を行い、実装イメージをKURAND株式会社のエンジニアやブランド担当者・運用担当者、株式会社ニューピースの3社で摺り合わせしながら進めていきました。
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Tags:クリエイティブ開発
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Date:2022.08-2022.11
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