明日見世 | 株式会社大丸松坂屋百貨店
百貨店のこれからを描く。ショールーミングスペースのコンセプト・ネーミング提案
大丸松坂屋百貨店が新しく取り組むショールーミングスペースについて、そのコンセプトフレーズの策定から、ネーミングやタグラインの制作、LP構築に至るまでをトータルで支援しました。百貨店の課題やこれからの世界の中で目指したい方向性、大丸松坂屋百貨店らしさなどについて丁寧に話し合いを重ねながら、クライアントと一丸となってプロジェクトを進めました。
ブランド戦略策定
百貨店の未来を一緒に考える

クライアントにとってもまったく新しい取り組みであったこと、またプロジェクトも20〜50代の幅広い年齢のメンバーで構成されており、経験も異なることから、まずはプロジェクトメンバーが考えている未来のイメージやプロジェクトに対して不安に感じていること、現在の社会について考えていることなどについてじっくりとお話を伺い、今回のプロジェクトが目指す方向性についての話し合いを重ねていきました。

顧客、百貨店、ブランド、地域社会がつながるサーキュラーな取り組みに

話し合いの中から、今回のスペースはただブランドの商品をショールーミングする場所ではなく、顧客、百貨店、ブランド、地域社会がであい、つながることで新たな価値を創出する場所にしていこう、という方向性が決まりました。 それを踏まえ、スペースのネーミングとして「店」の語源でもある「見世棚」と、ここから生まれる未来を組み合わせた「明日見世」というネーミングを提案しました。

実装
様々なブランドが並ぶ場としてのデザイン

今回のショールーミングスペースは様々なテイストのブランドを扱う場になることから、それらのイメージと衝突せず、かつスペースの先進性も表現出来るようなシンプルでわかりやすいロゴを策定しました。LPの実装においては、ブランドコンセプトの視覚化を意識。コンスタントに出店ブランドが入れ替わっていくという運用を踏まえ、紹介情報のデザインにバラつきが生じないようサイト上の構成要素を整理。運用しやすい設計を目指しました。

アクティベーション
スペースを活用した今後の取り組み提案

ブランドが並ぶショールーミングスペースとしてだけではなく、顧客、百貨店、ブランド、地域社会がつながるサーキュラーな取り組みの場となることを目指し、スペースを活用した取り組みのアイデアなども提案。継続的な取り組みにつなげていけるよう話し合いを行っていきました。

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