こんにちは、FRACTA CSV局の花沢です。
FRACTAのJournalでたびたび登場するCSV局のメンバーですが、CSVとはなんの略なのか、改めてここで触れておきたいと思います。
CSVは「Creating Shared Value」、共通価値の創造という意味があります。
(この記事を読んでくださっている方のなかには、CSVといったらまずComma Separated Values、CSVファイルを想起した方も多いかと思います笑)
FRACTAのもちうる力で、新しい価値を築いていこう!というのが私たちの部署の目的ですが、CSVの概念自体はさまざまな企業やブランドでも取り入れられています。
今回はそうした、生活者にあたらしい価値、視点を提供しつづけているひとつのお店をご紹介したいと思います。
広島に店舗を構えるセレクトショップ『糸と樹』さんです。
生活雑貨を中心に店主さんの感性で集められたすてきな品々と、Instagramで行われる商品紹介が魅力的なお店です。私自身雑貨のセレクトショップがとても好きなので、今回は一番好きなこのお店を紹介させていただきます。
私がこのお店を好きな理由は大きくわけると3つあります。
- Instagramの使い方
- 発送や対応の早さ
- 丁寧なコミュニケーション
ひとつ目は、Instagramの使い方です。
昨今、ライブ配信やストーリーで商品を紹介するスタイルが定着しているなか、糸と樹さんはフィード投稿を活用しています。商品の特徴に加えて店主さんの所感や商品にまつわる小話が書かれており、それを読むと商品を使ってみたいという気がわいてきます。 Instagramにおいては文量がそれなりにあると読む気が起きないことも多いですが、店主さんの独特の感性から紡がれる文章を読んでいるとブログを読んだような読後感を得ることができます。ついつい他の投稿もみたくなって、みた先の商品もまたほしくなる…というループに入りがちです。笑 これはぜひInstagramの投稿をみていただきたいです。
https://www.instagram.com/itotoki.hiroshima/?hl=ja
ふたつ目は対応の早さです。
私が糸と樹さんで商品を購入するのはいつもECサイトからで、購入回数は3〜4回ほどですがいずれも購入の翌日には発送してくれています。(5日以内に発送と書かれているのでタイミングがよかったということもあると思いますが)
ご夫婦で営まれている小さなお店でありながらEC対応はとてもはやくて快適です。またあるときは、ほしい商品が在庫切れになっていたため入荷登録をしたところ、2日後には入荷の連絡が入りました。在庫は店舗もしくは倉庫などにあって、すぐに揃えられる状態だったゆえの早さかもしれませんが、待っているひとがいたらすぐに対応してくれるというところに、お客さんを大切にしてくれている姿勢を感じました。
最後が丁寧なコミュニケーションです。これは1のInstagramの投稿文にもつながりますが、ECサイトで商品を購入すると店主さんの手書きメッセージがついてきます。
ささいなメッセージですが購入履歴をきちんとみてくれているんだなということがわかる文章で、店舗で直接購入はしていないけれど「またきてくれたんだね、ありがとう」と言ってもらっているような気持ちになります。小さなお店なりのコミュニケーションの取り方で、また買いたいという気持ちを後押ししてくれるなと思いました。
2と3はブランド運用でのごく基本的なことかもしませんが、それが徹底されていると利用側はとても心地よい買い物ができると改めて感じました。そしてそこに店主さんの商品紹介(店主さん自身の魅力)というブランドらしさが加わることで「ここでまた買いたい」という良さに変わるんだなというのも同時に実感しました。
この記事を読んでくれた皆さんが、糸と樹さんでお買い物してみたい!と思っていただければ嬉しいです。