LAQ2 | 株式会社ジュエル
新しいシューケアアイテムとして幅広い世代に受け入れてもらうことを目指して
靴のケアを素早く、手間なく行うシューケアブランド「LAQ2」(ラクツ)。より気軽により楽に靴ケアを行うためのシリーズとしてリニューアルしたブランドです。FRACTAではブランドの開発から、ブランドサイトの構築までトータルで支援しました。
アプローチするユーザー層を定義し、パッケージデザインの方向性を定義。多くの人の暮らしに無理なく溶け込むシンプルさとトレンドを意識した、ライフスタイルアイテム的なデザインに落とし込んでいます。
ブランドサイトで使用する写真や映像も、生活に溶け込んだ様子をイメージしたディレクションを実施。機能面だけでなく、情緒的な側面にも訴求するサイトデザインにしました。
新しいケアアイテム、スマートなケアアイテムであることを意識しつつも、既存顧客にも受け入れてもらうための見せ方を工夫しました。
ブランド戦略策定
ビジネスでもプライベートでも靴ケアを

多くの人にもっと日常的に靴ケアを行なってもらうために、元々あるシューケアブランドのリニューアルを行うことで市場拡大を狙いました。
まずリニューアル前のユーザー層を分析。ビジネスユースがメインであることを把握しました。そこでビジネスユースへのさらなるアプローチを踏まえつつも、プライベートユースへの訴求を目指しました。ファッションへの興味はあっても靴のケアまで手が回らない層を想定した上で、日常に取り入れやすい新たなケアアイテムとして認識してもらうために、見た目にもわかりやすい新しい見え方を探りました。同時に既存顧客の離反を防ぐために、幅広い世代に無理なく受け入れてもらうことを意識し表現に落とし込んでいきました。

コミュニケーション設計
日常に溶け込み、幅広い世代から受け入れられることを意識したデザイン

最終的に多くの人の暮らしに溶け込むシンプルさとトレンドを意識し、玄関先にも出して置くことのできるライフスタイルアイテム的なデザインに策定。
よりアイテムの印象を強くし、使用時の記憶に残るものを目指した結果、イラストを組み合わせたデザインになりました。カジュアルやエレガントに寄りすぎない、様々なテイストの人からいいなと思ってもらえるものを目指しました。

実装
ナチュラルな雰囲気を意識した写真や映像のディレクション


生活に馴染むことを目指したプロダクトであったことから、実際の使用シーンを見てもらい、リアリティを感じてもらうために写真や映像のディレクションを実施しました。
ターゲット層の世代はTiktokやYoutubeのショート動画をよく見ていることを想定し、3つのプロダクトの違いや使用方法をわかりやすく伝えることを意識しています。あくまでナチュラルな雰囲気を大切に、カラートーンやフレーミングを考えました。

実装
軽やかなブランドメッセージを伝え、ボトルのデザインを拡張するブランドサイト

ブランドサイトでは「Good shoes take you to good places.」というブランドメッセージを軸に、商品の機能訴求だけではなく、"きれいになった靴で出かける軽やかな気持ち"を伝えるようなサイトを意識しました。
ボトルのデザインとの統一を図り、カラー、書体だけでなく、イラストをGifアニメにしてカジュアルな雰囲気を演出したり、製品ページでは各ボトルのカラーを背景色として使用したりするなど、ボトルのデザインを拡張した世界観をサイト上に作りました。

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