FRACTAが中小機構とともに「D2Cスタート講座」を開催しました!

FRACTAが中小機構とともに「D2Cスタート講座」を開催しました!

こんにちは。FRACTA広報の高野です。
今年7月〜11月の約4ヶ月半にわたって、中小機構とともに「D2Cスタート講座」を行いました。本記事では、その様子をご紹介します!

D2Cスタート講座とは、
中小企業向けに中小機構が開講したウェビナーです。コロナ禍やSNSの普及などによる消費行動の変化を捉え、デジタル活用等を通じて顧客と直接つながるビジネス戦略を一から構築することを目指し企画されました。
地域活性化パートナー企画として、「自社でつくって卸す事業」から「ブランドと顧客が直接つながる事業=D2C」への転換または新規挑戦を目指す企業、ブランドを対象とし、全9回の講座を実施しました。

D2Cスタート講座

講座には定員合計540名のところ、延べ823名のみなさまにご受講いただきました。講座の満足度に対するアンケートも「大変満足」、「満足」の回答が多く寄せられ、満足度平均は約98%と非常に高い数値でした。
受講いただいたみなさまは、雑貨/アパレルをはじめ化粧品や日用品を扱う企業所属の方が全体の64%を占めており、コロナ禍の影響を受けてしまった、また自社販売への切り替えを検討している企業が新たなビジネス戦略構築のために参加されていることも受講生の傾向から伺えました。

なぜFRACTAが参画したか

FRACTAはこれまで中小機構の地域活性化パートナー企業として、「虎ノ門オンラインアドバイス」にアドバイザーとして協力していました。「虎ノ門オンラインアドバイス」とは、中小機構が主催する企業の新商品、新サービスの開発・販路開拓に向けたワンポイント・オンラインアドバイスを実施する相談会です。コロナ禍での売上/販路減退や観光客減少の影響を受けた企業を中心に、SNSなど消費者行動の変化に合わせた施策等の相談が増えたことを受け、中小機構では「D2Cスタート講座」の開講が検討されていました。そこでFRACTAにお声がけいただき、講座の目標設定や講座内容検討から、各種講座テーマに適した地域活性化パートナーの一社として携わりました。

講座内容

前半の基礎編、後半の実践編で合計9回の講座が用意されており、全ての講座にFRACTAメンバーが登壇しました。ここから講座内容についてご紹介します。

キックオフウェビナー(講師:代表 河野)
6/16(水)は、D2Cスタート講座開講へあたり、参加を検討している企業のみなさまへ向けて「D2C」の歴史や起源についてお話ししました。

第1回 D2C事業とは(講師:代表 河野)
7/16(金)の講座では、D2C事業について弊社代表の河野より説明しました。視聴者質問では顧客と一緒に商品開発する際に意見が散見したらどうするか、という顧客理解に踏み込んだ質問もありました。河野からは、お客様の課題もふくめ理解することが大切であり、実際に話を聞き理解した結果を商品開発に活かす必要があることをお伝えしました。

第2回 D2Cブランドのブランディング(講師:執行役員 村中)
7/30(金)の講座では、ブランドの起源やブランディング、伝統的なブランドとD2Cブランドとの違いについてお伝えしました。講座の後半では、FRACTA独自のブランドを定義するフォーマット「ブランディングフォーマット」について解説し、受講企業みなさまの企業らしさ、ブランドらしさの整理を促しました。

 

第3回 ECの構築と運用に必要なスキル(講師:ブランディング・テクノロジスト 森田)
8/20(金)の講座では、EC構築や運用に必要なスキルを5つに分解し、それぞれを組み合わせることで無駄なく的確にECサイト運用ができるということをお伝えしました。ShopifyでのECサイト構築についての質問もあり、ECサイトでの販売やこれからのストアの成長を見越したカート選びに積極的な様子が感じられました。

 

第4回 D2C事業者による取組みの紹介(ファシリテーター:代表 河野)
9/3(金)の講座では木村石鹸工業株式会社 代表取締役社長の木村氏と共に登壇し、木村氏が家業を継いだ際に実施したことやOEMから自社ブランド立ち上げについてお話を伺いました。

 

第5回 事業構想のアイデアとヒント(講師:代表 河野、執行役員 村中)
9/17(金)の講座では、前半基礎編のまとめとして参加企業のみなさまより事前にいただいた質問に回答し、ブランド運営に際してのアイディアや考え方についてお話ししました。
商品開発において顧客からの情報を得る際の注意点や、D2Cでの訴求方法に関する質問を多数お寄せいただき、デプスインタビューや企業規模感に応じたヒアリング方法、ターゲットとパーパスを明確にする必要性などをお伝えしました。

第6回 顧客体験の構築(講師:執行役員 村中)
10/1(金)の講座では、顧客体験とはどういうことを指すのかという説明から、実際に設計する際に考えることについてお話ししました。D2Cだから顧客体験が大切というわけではなく、お客様を考えて販売・接客することは商売の原点であり、重要な要素であると締め括りました。

第7回 データ活用事例の紹介(ファシリテーター:代表 河野)
10/15(金)の講座では、株式会社エアクローゼット 代表取締役社長兼CEO 天沼氏を迎え、天沼氏が考えるデータとの向き合い方についてお話しいただきました。FRACTA代表河野からは天沼氏の話を受け、仮説を立てることの重要性についてお話ししました。

第8回 事業計画の構築(作り方)(講師:執行役員 川岸)
10/29(金)の講座では、なぜ事業計画が必要なのかという説明にくわえ、受講企業のみなさまが作成された事業計画書へのフィードバックを交えながら解説しました。

第9回 事例企業による事業計画発表/講評(講師:代表 河野、執行役員 村中)
11/12(金)の講座では、代表事業者によるプレゼンテーションと講評を実施しました。代表企業5社のみなさまに、ブランディングシートや作成した事業計画書をもとに発表いただきました。FRACTAの2名に加え、第4回講座でもご一緒した木村石鹸工業株式会社 代表取締役社長 木村氏と共に講評をお伝えしました。

参加企業のみなさまの感想

第9回に対する感想(抜粋)
・様々な業種の企業様の実例をお聞きすることができ、弊社のD2C事業立ち上げの参考になりました。
・5社の事例発表を伺って、自社でまだ遅れている点、不足している点を再認識できました。5社とも新たなブランディング意識を起こそうと大変な努力をされており、これからブランド構築する自社にとって、とても刺激になりました。

全体を通しての感想(抜粋)
・中小企業の事を考えて分かり易い講座だったと思います。ブランディングシートを活用したり参考にしていければと思っています。
・1つのテーマで連続して講座を開いて頂くのは、理解も徐々に深まってよかったと思いました。

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今後もFRACTAでは、これまで蓄積してきたナレッジをこうした講座を通してより多くのかたがたに共有したいと考えています。ブランディング、ECサイトに関する講座の開設にご興味をお持ちいただけましたら、ぜひFRACTAまでお知らせください!

 

▼中小機構について

事業の自律的発展や継続を目指す中小・小規模事業者・ベンチャー企業のイノベーションや地域経済の活性化を促進し、経済発展に貢献することを目的とする政策実施機関です。

独立行政法人 中小企業基盤整備機構