ブランドとFRACTAが正解のない未来と向き合うために。調査・研究機関RI局が担うこと

ブランドとFRACTAが正解のない未来と向き合うために。調査・研究機関RI局が担うこと

こんにちは、FRACTAのResearch & Implementation(RI)局です。最近、AIの普及によりますます世の中の変化が激しくなっていますね。「Shopify Editions Summer '23」でもついにShopifyにAIが搭載されることが発表されました。

タイトルにあるように「ブランドやFRACTAが正解のない未来と向き合っていく」必要性は、言うまでもなく激動する世の中にあります。ブランドがたとえ予測不可能な事態に見舞われても、自らでブランドらしい最適解を導き出し、進み続けることができる。そしてブランドに心を動かされる顧客やファンがブランドを文化へと変えていく。そんな未来に向けて、FRACTAはブランドとともに最適なパートナーシップのあり方を求めて進化し続けたいと考えています。

ということで、この記事ではブランドとFRACTAが正解のない未来と向き合うために、FRACTAの調査・研究機関であるRI局がどのような調査・研究をし、インプリメンテーション(実装)をしているのか、その意図を含めてお話していきます。

さて話が少し戻りますが、AIと言えばChat GPTが話題になった頃から世の中での浸透度も上がったのではないでしょうか。ブランディング活動においても、ロゴやバナー、動画、Shopifyのコードなどの制作物、ブランド戦略もAIが生成することができるようになりました。精度にはまだ課題が残りますが、今後学習する内にレベルも上がってくるでしょう。

この状況を踏まえ、RI局では昨年から1つ大きなテーマを掲げています。

「正解がないブランドの未来と向き合うために、時間を最大限に活用しよう。」

つまり、テクノロジーで解決できることはテクノロジーを最大限活用し効率化すること。そして私たちは人にしかできない“正解がない未来に向き合う”ことにフォーカスすること。これにより私たちの仕事のあり方も変わってきています。AIの脅威も今では、FRACTAがFRACTAにしかできない仕事をするために時間を捻出するチャンスであると捉えています。

具体的な活動 ① 機能やノウハウを調査・研究しインプリメントする

先ほど「テクノロジーで解決できることはテクノロジーを最大限活用し効率化すること」と簡単に集約してしまいましたが、最大限活用するとなるとそれなりにパワーがかかると考えます。

理想は、従業員全員が状況に応じて数あるAIを使いこなし、適切に活用できるようになることです。しかし各自が通常業務と並行して一から習得しようとすると時間がかかってしまいます。迅速に組織全体で適応していくためには、私たちが一人一人の意識に変化をもたらし、先導してhow to をインプリメントする役割が必要だと考えています。

また、RI局で調査・研究した機能やノウハウは、社内に留まらず社外に向けても積極的に発信をしています。

 FRACTAのAI活用の現状と展望・戦略方針

【AI×人力】育児中に使いやすいECを考える。Shopifyでの再現方法も紹介

具体的な活動 ② それぞれのブランドらしい正解を導き出すための方法をインプリメントする

また一方で、どのように「正解がないブランドの未来と向き合う」かという課題の調査・研究を進める役割も担っています。“正解がない”ことに対してどのような調査やアプローチをしているかですが、ブランドの資産やブランドを取り巻く状況などに応じ、各ブランドがブランドらしい正解をブランド自身で見い出し続けることができる方法とその仕組みを探求しています。

具体的な例を挙げると、ブランドを経営しているパートナーと共に半年かけて開発した独自のフレームワークを一部に組み込んだ「Branding Camp(ブランディングキャンプ)」というサービスがあります。

このサービスはFRACTAのOne by Oneという伴走型サービスと比較し、学習要素に比重を置いたサービスです。One by Oneはプロジェクトの期間中にビジュアルアイデンティティやコンセプトコピー、eコマースなどの成果物までクライアントと共に実装していくことが多いですが「Branding Camp」は、ブランド自らが「正解がないブランドの未来と向き合い続ける」ためにブランディングやテクノロジー、ブランドビジネスの考え方、つまり思考を身につけていただくことにフォーカスしています。

ブランド自走の第一歩を一緒に。「Branding Camp」のご紹介

そしてクライアントに伴走する身として私たち自身がブランドやその業界の理解を深める必要があると考えており、以下の記事のような業界動向の調査もかかせません。

ウェルネス系ブランド 2022年上半期トレンドと消費者動向(前半)

急速な技術の進化、社会的価値観の多様化、グローバル競争と市場の不安定性、COVID-19のような突発的な出来事などによる変化。冒頭でお話しした通りこれらの変化にブランドが常に適応していくこと、そしてブランド自らが自分たちの正解を導き出していくことで、ブランドのステークホルダーに直接かつ迅速に影響を与え、未来の文化になっていくとFRACTAは信じています。

そのために、RI局もFRACTAが半歩先を見据えた持続可能な戦略を思考できるよう、ブランドを取り巻く状況に応じて必要な調査・研究をし、社内外へ様々な手段で適応策を普及していくことを目指しています。


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